サステナビリティ方針
- 2022〜2024
-
YUKENグループ サステナビリティ方針
環境への取り組み
基本理念
地球環境の保全、資源の保護が人類共通の重要課題であることを認識し、製品及びサービスを提供する企業活動のあらゆる面において、マテリアルバランスに配慮し地球環境に負担をかけない企業活動を積極的に展開します。
ISO14001認証取得
⽇本国内の事業所において、環境マネジメントの国際規格ISO14001:2015を認証取得しております。
継続的改善を継続し、その有⽤性を確認し運⽤しております。
継続的改善を継続し、その有⽤性を確認し運⽤しております。
基本方針
油研工業およびグループ企業は、「基本理念」に基づき、持続可能な社会の実現に貢献するため、社内外の課題、リスク及び機会より抽出した順守義務を守り、地球環境に配慮した事業活動を推進します。
-
1
持続可能な開発目標(SDGs)に沿った環境活動を推進し、環境の維持・向上に努めます。
-
2
事業活動を通じ、省資源・省エネルギ-・廃棄物の削減を行ない、環境の維持・向上に努めます。
-
3
環境に配慮した製品の開発・市場投入により、”モノづくり”を通じて社会へ貢献していきます。
-
4
世界各国の環境規制を順守した製品およびサービスを提供し続けます。
-
5
YUKENグループで働くすべての人が環境を学び、目標を定め、その実現のため環境パフォーマンスの継続的改善・向上に努めます。
事業における環境活動
-
消費を減らす
-
1)
生産設備の省エネルギー化
- 事務所および工場設備照明のLED化を2013年から推進し、2021年時点で168,400kWh/年の電力削減を達成しました。
- 省エネ設備の導入を計画し、工場内設備の稼働効率の向上や、設備冷却水リサイクルを推進しています。
-
2)
省エネルギー製品の販売
- 省エネルギー化を実現し、環境とライフサイクルを考慮した製品を製造し、積極的に販売します。
-
3)
梱包資材の見直し
- 梱包箱の見直しにより、材料の少量化、一色刷りダンボールの採用など原材料の少量化、廃棄量の削減に取り組んでいます。
-
1)
-
廃棄物を減らす
-
1)
再生資源のリサイクル
- ダンボールの再生利用が容易にできるよう、封函ステープル(ホッチキス)の廃止を促進しています。
- 製品搬送用の通い箱を積極的に採用しています。
-
2)
長寿命化
- 工場内設備に浄油装置の導入を促進し、設備用油(作動油)の長寿命化に取り組んでいます。
-
3)
不良品の削減
- 製品品質の向上に努め、製品寿命を延ばすことにより廃棄される製品を減らします。
-
1)
-
環境にやさしくクリーン調達
-
1)
グリーン調達の推進
- 環境負荷物質を含まない、ライフサイクル全体を考慮した物品の調達を実施し、環境とライフサイクルに配慮した設計を推進しています。
-
2)
特定フロン規制への対応
- 事務所内特定フロンを全廃します。
-
3)
揮発性有機化合物(VOC)の低減
- コンポーネント製品の塗装レス化(皮膜化)を推進し、VOCやCO₂の排出量を減らす取り組みを行います。
-
1)
太陽光発電システムの導入
油研液圧工業(張家港)有限公司では環境保全・使用エネルギー軽減のため屋上を無償貸出して、太陽光発電パネルを設置しています。発電した電力は地元供給しております。
(2022年10月状況)
項目 |
太陽光発電全体 |
弊社使用量 |
備考 |
発電量 |
105,338.0 kW |
71,606.8 kW |
消費電力の37% |
CO₂削減量 |
105.0 ton |
71.4 ton |
|
SO₂削減量 |
3.16 ton |
2.15 ton |
|
製品による環境貢献
油圧の省エネ化
油圧は動力伝達装置として優れた容積エネルギー密度を持っています。
即ち小さな体格で大きな仕事ができます。一方でエネルギー伝達効率が悪い側面があり、省エネは油圧装置の長年の課題となっています。
油研工業は日本の草分け的油圧専業メーカとして、長年にわたり油圧の省エネに取り組んできました。そのノウハウは機器の効率改善、無駄のない油圧回路設計、油圧に適した制御技術に活かされ、最高の省エネ性能を実現しています。
即ち小さな体格で大きな仕事ができます。一方でエネルギー伝達効率が悪い側面があり、省エネは油圧装置の長年の課題となっています。
油研工業は日本の草分け的油圧専業メーカとして、長年にわたり油圧の省エネに取り組んできました。そのノウハウは機器の効率改善、無駄のない油圧回路設計、油圧に適した制御技術に活かされ、最高の省エネ性能を実現しています。
代表的な省エネ機器
-
1
省エネ型電磁弁
-
2
回転数制御システム
-
3
省エネ型標準ユニット
環境機械
油研工業は古くより油圧技術を活かした応用商品としてプレス装置を製造して来ました。現在は長年培ったプレス技術と油圧技術を駆使し、経済的にも優れた資源ごみの中間減容装置を製造しています。
資源ごみを中間減容することで運送効率、リサイクル効率を大きく向上します。また金属切削屑では減容と同時に切削油を回収することで、その消費を抑えます。
資源ごみを中間減容することで運送効率、リサイクル効率を大きく向上します。また金属切削屑では減容と同時に切削油を回収することで、その消費を抑えます。
代表的な環境機械
-
1
自動切屑圧縮機
-
2
ペットボトル圧縮梱包機
-
3
自動マルチコンパクタ
環境投資
CO₂排出量と削減目標
環境への年度別投資額
- 20年度環境投資
- 31,230,000円
- 21年度環境投資
- 16,413,000円
- 22年度環境投資
- 17,523,000円
神奈川県グリーンボンドへの出資投資
神奈川県が環境改善のための事業に要する資金を調達するために発行する債券「神奈川県グリーンボンド
(神奈川県第3回5年公募公債)」へ投資をいたしました。
神奈川県水防災戦略として(水害からの逃げ遅れゼロ、県民のいのちを守り、財産・生活等への被害を軽減)
神奈川県が行うSDGs推進の取組みに積極的に協力・参画するものです。